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2007.07.09

生と死と笑い


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7月7日(土) 「なら100年会館」にて、
《ホスピス講演会》
という集まりに参加してきました。

講演は
 「心の絆を結ぶユーモア ~いやしとスピリチュアリティ~」
講師は
 上智大学名誉教授のアルフォンス・デーケン先生
http://members3.jcom.home.ne.jp/deeken-class/profile/profilei.html

カトリックの司祭でもあるデーケン先生は
30年以上に渡って「死生学」
という哲学を教えてらっしゃいます。
そして日本においてホスピスの普及に
大変貢献なさってきた方です。

75歳とは思えぬお元気な方で、
講演の約2時間半あまりの間、
立ちっぱなしの喋りっぱなしで、熱弁していただき、
またお話も上手でユーモアに溢れたトークに癒されました。。。

『死』というものは日本では長きにわたってタブー視されてきました。
すごく嫌な、マイナスなイメージとしてとらえられていますが、
人間の死亡率というのは100%であり、
死なない人間というのはいません。

早い遅いはあれど、みんなに平等にやってくるものです。
そして『死』を意識した時に、
「どう生きるか」ということがとても大切になってきます。
人生とは一つの長編の物語であり『死』によってそれが完結します。
    
  「死とは時間をかけて磨き上げるべき一つの芸術である」

また、「死にゆく人をいかに大切に見守るか」は、
その国の文化の尺度を計るひとつの基準になります。

死と聞くと肉体的な死を思い浮かべますが、
それ以外にもたくさんの死のかたちがあり、
その中でも心の部分の死が人間にとってはとても重要となります。

普段の生活では意識していなくとも、

いずれ訪れる最終章について、「死」についての学びの時間
というものが必要であると感じています。

「死ぬ」ことは、逆に「生きる」ということにつながってきます。
いかに意味のある豊かな人生にするか
というのは大きな課題であります。

そして生きていく上での笑い大切さを教えていただきました。
デーケン先生は死の学問と同時に
ユーモア哲学についても勉強されています。
これは「死生観」というものについて考えたときに
「笑い」というものが非常に重要なポイントとなるからです。

人間は笑うことのできる唯一の生物であり、
笑いは人間どうしの心のかけはし、人生の潤滑油となります。
これは人間が他の動物と違い、食、睡眠など
生命維持活動以外の部分が必要だということでしょう。
そして老いて自分でエサが食べられなくなったときに、

仲間が助けるという行為をするのも人間だけです。

死と生が表裏一体であるように、悲しみと笑いも切り離せません。
 「~にもかかわららず笑うこと」
というドイツのことわざがあります。
失敗しても、苦しくても、笑いましょうという意味で、
とても前向きでいい言葉だなと感じました。

笑いは人生をより豊かにしてくれます。
できることならば1日に1回は思い切り笑いたいものです。(#^O^#)

 
   足足足足足足足足足足足足

現在リフレクソロジーは世界中の数多くのホスピスにおいて
終末期に入ったガン患者さんの緩和ケアとしておこなわれており、

僕の知人もホスピスでリフレクソロジーのボランティアをされています。

今、日本人の3人に一人がガンによってなくなる時代です。
自分も含め、家族や知人などが
いつその状況になってもおかしくありません。

「死を意識した時にはじめて生を感じる」
という方も少ないないと聞きます。
残された時間を意味のあるものにするお手伝いが出来るよう、
これから僕自身も考えていかなければならないと感じました。

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