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2007.10.14

荒行

0710141

今日のニュースから
 
 天台宗総本山延暦寺大乗院の
 星野圓道住職(32)が13日、
 過酷な荒行で知られる
 「千日回峰行」でも最大の難関の
 「堂入り」を始めた。
 比叡山・無動寺谷の明王堂に9日間こもり、
 水と食事を断って、
 眠ることも横たわることも許されない中で
 不動明王の真言を10万回唱え続ける。
 堂入りした行者は6年ぶりで、戦後12人目。

この「千日回峰行」とは、

比叡山で千二百年間
途絶えることなく続いている荒行であり、
比叡山中の谷から谷への道を
千日かけて、ひたすら歩き続け・・
その距離は、ななんと、
地球一周に当たる四万キロにもなります!!  

最初の七百日は、自分のために祈って歩きます。。。

・1年目から3年目は比叡山中255箇所を
 巡拝する行程約40キロを休まず各百日間、

・4年目と5年目はそれぞれ
 連続2百日、計7百日の回峰をする。

・7百1日目からは、人のために祈ることが許され、

・その後9日間不眠・不臥・断食・断水
 不動明王と一体になる「堂入り」の行を満じる。

・6年目は京都市内赤山禅院往復
 が加わる一日約60キロの行程を百日、

・7年目は前半百日を僧坊を出て
 京都市内寺社を巡拝往復する
 一日84キロの「京都大廻り」、

・後半百日を山中約30キロを行歩する。

7年間で合計一千日を回峰し
「満行」とする厳しい修行である。
千日で歩く距離は約4万キロ、
地球を一周するに等しい距離になる。

行者は途中で行を続けられなくなったときは
自害する決まりで、
そのために首をつるための
紐と短刀を常時携行する。
頭にはまだ開いていない蓮の華
をかたどったヒノキの笠をかぶり、
白装束(死に装束)をまとい、
草鞋ばきといういでたちである。

延暦寺の1000年を超える歴史の中で、
この行を終えた行者はわずか47人である。


なんともすさまじい荒行ですね。

7年もかけて、その歩く総距離が4万km!!

そして9日間もの間、お堂にこもり、
 何も食べず
 何も飲まず
 一睡もせず
 横になることすらできない

途中で挫折してしまうときは
自らの命を絶つ。。。

   ∞∞∞ ∞∞∞ ∞∞∞ ∞∞∞ ∞∞∞ ∞∞∞

 1秒ずつ体力を消耗していく行で、
 2日目になると唇が裂け、4日目になると手に紫斑が出てくる。
 5日目にうがいが許されるが、 
 これはのどにたんがたまると窒息してしまうためだ。
 6、7日目になると手がどんどん冷たくなり、幻想が出てくる。
 お堂の中にいるのに、外にいる自分の姿が見えてくる。。。
 思えば死の行程(臨死体験)にあったのかもしれない。

 (酒井大阿闍梨の回想より)

   ∞∞∞ ∞∞∞ ∞∞∞ ∞∞∞ ∞∞∞ ∞∞∞

こんな荒行が現代の日本で
まだおこなわれていたことに驚きです!

そして自分の怠惰な生活が恥ずかしくなり、
日記に記しておこう考えました。

星野圓道住職が無事に
「堂入り」の業を終えられ、
その後の修行も完遂されて
「満行」されることをお祈りいたします。

  
電球 電球 電球 電球 電球 電球 電球 電球 電球 電球 電球 

追記 : 10月22日

13日より堂入りされていた星野圓道(えんどう)師

21日午前2時56分無事に堂入りを完遂されました。

本当にごくろうさまでした。

残りの2年間で千日回峰を満行されることをお祈りします。

満行した行者は生身の不動明王とされ、
「当行満阿闍梨(とうぎょうまんあじゃり)」と称されます。

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