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2008.08.05

セカンドライフ

毎日暑い! ほんと夏本番ですね~。
甲子園で闘ってる高校球児たちも大変でしょう。

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柳生町
ひまわり畑



昨日のTV番組「クイズ紳助くん」でのお話。

番組冒頭で、
元クリスタルキングボーカルの田中雅之氏が
元PL学園野球部で今は頚椎損傷による障害を抱えてる
清水哲さんの詩を作曲、ボーカル担当として1曲披露された。

この番組では異例なことなので聞き入ってしまいました。
(かなり肩の力が抜けた番組ですから・・・)

以下ニュースより抜粋

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高校野球の名門・PL学園(大阪・富田林市)野球部出身で、
重度の障害を負いながら多方面で活躍する清水哲さん(42)の詩が、
元クリスタルキング・田中(57)が作曲・ボーカルを担当する
「生きる」としてCD化。9月3日に全国発売されることが17日分かった。。。

清水さんはPL野球部で本紙評論家・桑田真澄さん(40)、
オリックス・清原和博選手(40)の1年先輩。
先日、他界した石田文樹さんとも甲子園で対戦している。
今月23日には「着うた(R)」などのダウンロードも開始される。

 「―生きるということよくわからないけど 
 人はどんな体でも 勇気をもって生きること…
 生き抜くことに価値があるはず―」

かつての甲子園球児がつむいだ命の詩が、命の歌となった。

 「うれしいですね。いろんな方に聴いてもらい、頑張ってほしい。
 生きることを当たり前と思わずに」

大阪・枚方市の自宅ベッドで顔をほころばせた清水さん。
歌い手は、一世を風靡(ふうび)した元クリキン・田中だ。

PL学園より同志社大進学後、リーグ戦で走塁の際に相手選手と激突。
「第四・五頸椎(けいつい)脱臼骨折」で、首から下の自由を失った。

以後は講演活動に加え、約10年前から約400もの詩で心境をつづってきた。。。

《スポーツ報知大阪版より》

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 「天国から地獄に落とされ、何度も死を考えた。」
という時期から、
 「一日泣いて過ごしても一日、笑って過ごしても一日」
 「人はどういう状態にいようと生きることに価値がある」

と前向きに考えるようになった清水さん。

1966年4月生まれだから僕と同学年なんですね~。
野球での華やかな人生を期待されましたが、
突然のアクシデントでその夢を絶たれてしまった。

誰しもに起こるかもしれないことですよね。
彼はもう20年もの間、体の不自由と闘いながらも
前向きさを忘れずにセカンドライフをしっかり生きておられる。
写真の表情もとても力あふれる目をされています。

 「生き抜くことに価値がある」
とても強い言葉で励みになります。

 「ウンチするのにも金がかかる」
 「死にたいけど死なれへん」

清水さんのような頚椎損傷患者は首から下の自由がきかず、
自殺を試みても自分で簡単に死ぬこともできない。
でも現在の日本では、毎年3万人以上の自殺者がいるようです。
障害を抱えた方もいらっしゃるでしょうが、そのほとんどは健常者です。
なぜ生き抜くことができないのか? 死に急ぐのか?・・・

「生きる意味」を見いだせる国にしなきゃあいけませんね。

清水哲さんホームページ


過去にも頚椎損傷での四肢麻痺を題材にした記事を書いてます。
映画のストーリーからの話なんですが、いろいろな選択肢があり、
どれが正解とはいえない難しい問題ですねえ。
生き抜いておられる清水さんは本当に強い方だと思います。

『タブー』


『海を飛ぶ夢』


『逆戻り』

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