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2008.08.18

苦渋の決断

北京オリンピック 女子マラソン・・・


この件に関する記事を書いてる人は多いんでしょうね~。
日本女子選手の歴史にとっては残念な結果ではありますが、
土佐、中村両選手は本当に頑張られたと思います。
お疲れ様でした。


そして注目すべきなのは土佐選手の棄権理由となった
外反母趾

足を酷使し、極度に体重の負担がかかる陸上選手には
開帳足、外反母趾になってる方は少なくないとは聞いてましたが、
「まさかオリンピックのマラソンに出場する選手が・・・」
と少し衝撃を受けました。。。
こういう結果になる前に他の手段はなかったのか。。。
という疑問が浮かんではきますが、
これに関してはいたしかたなかったのでしょう。

そして今回の土佐選手の外反母趾の件で、
「脚」ではなく「足」の部分の大切さが
再認識されたのではないでしょうか。

  外反母趾は放置しておくと、
  とんでもない危険性が潜んでいます。

 最初は母趾球(足の親指の付け根)の側面の痛みがあり、
 対処をしないでおくと開帳足がどんどん進行していきます。

 横アーチの低下によって普段は地面に接地しない足裏の部分
 (中足部)が
歩くたびに地面に接触して痛みを感じます。

 次にその痛みを軽減させようと足の角度を変化させたりなどで、
 立位や歩行姿勢のバランスが崩れてきます。

 そのあとは足首や膝、骨盤などにも余計な負担がかかり、
 やがては脊椎の歪みが起こり深刻な症状にもつながります。

 骨格の歪みは神経の圧迫以外にも血流も阻害しますから、
 血行不良により内臓にまで影響を与えることがあります。
 腎障害や不妊などへの影響もないとは言い切れません。

 また「歩く」という行為自体がかなり負担となりますから、
 できるだけ歩かない生活スタイルとなり、そこから肥満や
 さまざまな生活習慣病にもつながる恐れがあります。


そして外反母趾は女性に圧倒的に多くみられます。

さまざまな理由はあるでしょうが、
足アーチを支える
足底の筋肉や靭帯が男性に比べて弱かったり、
後天的な理由ではハイヒールなど靴の原因が考えられます。

そして女性の特有の問題として更年期になると閉経があります。
エストロゲンの減少が他のホルモンにも作用を及ぼし、
カルシウムの骨吸収が抑制されると考えられています。

ということはカルシウム量低下で骨自体の強度が低下しますから、
骨が変形しやすく外反母趾の症状が進みやすくなるということ。

若いうちは我慢できる程度であっても40~50代になると
症状が一気に進行し・・・ということも考えられます。


うちのお店のお客さまにも外反母趾の方は大勢いらっしゃいます。
ちゃんと統計をとったわけではありませんが約2割くらいでしょうか。
そして腰痛など二次的な症状を抱えてらっしゃる方がほとんどです。

いろいろアドバイスもして差し上げるのですが、
若い方の中にはそれでもピンヒールを履き続ける方も・・・

たかが外反母趾と放置せず、将来のことも考えて
ぜひなんらかの対策を施していただきたいと願います。


不思議なことですが、
うちの母親や叔母や友人などで外反母趾の方がおられましたが、
リフレクソロジー施術をおこなっていくと自然に曲がっていた親指が
元あった位置に戻っていることに気付きました。
なんともリフレクソロジーとは神秘的なものです。


【 参 考 】

町田英一先生のページより
『外反母趾に関する質問集』


そしてあまり痛くなると外科的治療(手術)となりますが、
できるだけこれは避けたいですねえ。
『osteotomy of the first met』




痛み止めを服用してまでレースに出場した土佐選手
本当によく頑張られたと拍手を送りたいです。
でもくれぐれも無理はしないでください。
まだまだ人生は長いのですから
大事な「足」を大切に。。。

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