やられたらやり返す?
アフガニスタンで亡くなられた伊藤さん
楽に死ねたんじゃなくって、
両足を撃たれての失血死だったんですね。。。
苦しかっただろうなあ。
この世は天国に入るための修行の場とも言いますが、
伊藤さんはもう天の国にはいる資格を得られたから
人より早くにいっちゃたのかも・・・
テロリストたちは確かに罪は重いですが、
テロを生み出すキッカケを作った者たち。
彼らはもっと罪が重いのではないでしょうか。
アフガニスタンの復興支援のために
自らの人生をすべて捧げた日本人がいると思えば、
その反対にインド洋での給油活動の継続という
治安悪化の根源であるアメリカを支援する日本政府
町村信孝官房長官は28日の記者会見で、アフガニスタンでNGO(非政府組織)ボランティア、伊藤和也さん(31)が拉致され、遺体で発見された事件に関連し、
「尊い犠牲が出たが、そうであればあるほど、日本がテロとの戦いに引き続き積極的に関与する重要性を多くの国民が感じたのではないか」と述べ、インド洋での海上自衛隊による補給支援活動の継続の必要性が一層高まったとの考えを示した。
~産経新聞~
これはどうなんだろうか。
考えが安易すぎるように思えます。
テロ→報復→テロ→報復・・・
これではイタチごっこでしょう。
911以降、日本がアメリカを支援するスタイルをとっていることで、
現地NGOの彼らは危険を感じるようになったと言っています。
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「テロ特措法」はアフガン農民の視点で考えてほしい
~「殺しながら助ける」支援というものがあり得るのか~
ペシャワール会現地代表・中村哲
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「暴力は暴力しか生み出さない!」ということ。
今一度よく考えてほしい。
誰かがどこかで止めなければ!
その勇気を出さなければ!
いつまでもアメリカの顔色ばかりを見ているのではなく、
国際社会に対し断固とした立場をとるべきなのではないでしょうか。
ちょっと前に観た映画
『マイティハート/愛と絆』
2002年にパキスタンで取材中にテロリストに誘拐、殺害された実在のジャーナリスト、ダニエル・パールの妻が著した手記を映画化
テロリストに連れ去られた家族の不安や葛藤、そして絶望
人命を救うために奔走する多くの人々の命に対する尊厳
ブラッド・ピット製作、アンジェリーナ・ジョリー主演ということで、
過度な期待もされていた映画ですが(Mr.&Mrs.スミスのように)
内容はとても地味で淡々とストーリーが進んでいきます。
映画のラスト、夫を殺された妻マリアンヌへのインタビューの中で
<憎しみ・復讐は解決にならない>というメッセージ
ここに言いたかったことが集約されている気がしました。
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コメント
この記事へのコメントは終了しました。
これ絶対に見ます!!
ブラピ制作って、これまたスゴイですね。。
投稿: みぽ | 2008.08.31 15時46分
>みぽさん
アンジーの演技がよかった!
ぜひ観てください。
投稿: ソウル | 2008.09.02 11時47分
観た観た!かなり◎でした。
投稿: mitchypitchy | 2008.09.15 01時26分
>mitchypitchyさん
でしょ
テロに遭った家族の心の動きがよく表現されていたと思います。
投稿: ソウル | 2008.09.15 10時41分