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2008.10.25

星野富弘さん

やっと雨が上がり、スッキリ。とまではいきませんが
なんとか秋らしいお天気になりました。

今日は午後から
    『讃美のつどい』
  ~ありがとう私のいのち~
というコンサートに奈良県文化会館まで行ってきました。

これは
星野富弘 『花の詩画展in奈良』
 ~10月25~11月3日 奈良県文化会館~
という展覧会のイベントとして開催されました。

奈良県キリスト教連合会の主催で、
聖歌隊による賛美歌の合唱や
岡田由美子さんのソプラノコンサート
常田富士男さんによる朗読
などの催しがありました。
081025_001












ここに星野富弘さんがゲスト参加する予定で
講演を楽しみにしていたのですが、
星野さんは体調があまり良好ではないということで
大事をとり今回はお見えになりませんでした。

しかしそのかわりにビデオでのメッセージをいただき、
お元気そうな姿を拝見することができました。

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  『星野富弘』

 星野さんは群馬県生まれで器械体操をするなど
 運動能力抜群の大変活発な青年でした。

 1970年に地元群馬県の高校に体育教師として赴任され、
 そのわずか2ヶ月後にクラブ活動で鉄棒の模範演技中に
 着地に失敗して頭部から落下。

 頚椎損傷患者となり手足の自由を奪われ
 一生を人の助けがないと生きられない体となりました。

 初めは何度も死のうと考えておられたようですが、
 想像を絶するような幾多の苦難を乗り越えられ
 また入院中にキリスト教と出合ってから
 「生きる希望」を見いだされました。

 口に筆をくわえて絵を描き始め、
 後に短い文章を添えるようになり、
 詩画として素晴らしい作品を残しておられます。

体育教師になるくらい活発な方ですから、
首から下が一生動かないと知ったときは
いったいどんな心境だったのでしょう。

もし自分が同じような境遇になったならば
とても彼のように強く生きられないかもしれません。

でも星野さんの絵と詩は
普段忘れがちになる大切なことを思い出させてくれます。
生きる意味や希望、愛、感謝など。。。

常田富士男さんにより、いくつかの詩が朗読されました。
 (日本昔ばなしが頭をよぎりますが・・・)

そのうちの一つを紹介します。

  【日日草】(にちにちそう) 

今日も一つ

悲しいことがあった

今日もまた一つ

うれしいことがあった

 

笑ったり 泣いたり

望んだり あきらめたり

にくんだり 愛したり

・・・・・・・・

そして これらの一つ一つを

柔らかく包んでくれた

数え切れないほど沢山の

平凡なことがあった



手も足も自由に動き
どこへでも行き
なんでも自分でできる我々には
ついつい見過ごしてしまう日常の出来事

本当に大切な感謝の心を教わった気がします。


他にも素晴らしい詩や美しい絵がたくさん展示されています。
ぜひ来場して実際に見ていただきたいと思います。

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コメント

私も、行ってました!
星野さん交通事故に遭われて以来、体調が思わしくなく、ギリギリまでいらっしゃるご予定で頑張られたのですが、21日に取りやめの苦しいご決断をされました。それで急遽22日、実行委員長の青木さんがビデオ撮りに行かれたそうです。ほんとに残念でした。
それでもお元気そうなお姿で、常に前向きに生きられている姿勢には、感銘を受けました。
星野さんに寄り添われている奥様も、素敵な方でしたね。
毎年、星野さんのカレンダーで心和みます。


>いちこさん

いらしてたんですね♪
星野さんが会場においでになるということで
すごい人数の方が来場されてましたがほんと残念でした。
交通事故に遭われてたんですか、
でもビデオで拝見したところお元気そうで安心しました。

奥様も本当に素敵な方ですね、
そしてすごい方だと思います。
愛だけではなく、なにか「特別な力」を与えられているんじゃないかと感じました。

文化会館の緞帳(舞台幕)いつも幕が上がった状態でしか見てなかったので今回初めて目にしました。
平城京をモチーフにした平山郁夫さんの作品のようですが見事なものですね~。

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