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2009.04.05

金融の裏側

昨日に引き続き映画ネタ。

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『ザ・バンク 堕ちた巨像』

昨日公開になったばかりの作品です。
ストーリーは・・・

メガバンクの不正疑惑を追っていたインターポール捜査官が、有力な証人を得るが次々と不慮の事故や原因不明の死によって告発の機会を逃してしまう。

利益追求のために、紛争国の武器調達の仲介に入り、資金援助などをおこない、その目的達成のためには諜報活動や殺人までおこない、そして金融支援した紛争国を借金漬けとし、ゆくゆくはその国を操っていく。
野望のためには邪魔者はことごとく片付けていくという、まるでギャングのようなとんでもない銀行。

巨大な悪に真っ向から立ち向かっていくインターポール捜査官にはクライブ・オーウェン、ニューヨーク検事局の役にはナオミ・ワッツが扮し、巨悪に真っ向から立ち向かっていく。。。




この映画の「巨大銀行IBBC」は犯罪銀行と言われ1991年に金融破綻した国際商業信用銀行(通称BCCI)がモデルとなっているようで、リアリティさとそしてあながちフィクションともいえないドス黒い恐怖感も感じました。

ある武器開発企業においてはA国に先に迎撃ミサイルを売っておき、それを黙って敵国であるB国に弾道ミサイルを売りつける契約をし、そしてそれをメガバンクが仲介する。といったシナリオがあったり、実際に国家や軍事メーカーなどの企業の間でのこういう取引がおこなわれ巨額の資金が動いてることが想像されます。
そして先進諸国もこのような闇取引を表立っては非難すれど実際は黙認、または加担しているとも言われています。

世の中、いったい何が信用できるんでしょうねぇ。。。

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クライブ・オーウェン、ナオミ・ワッツの共演でしたが、ラブシーンなどの濡れ場は全くなく、あくまでもハード・ボイルドな映画。
美術館での銃撃戦などはなかなか迫力があって見ごたえがあり、テンポもまずます。そしてベルリン、ルクセンブルク、ミラノ、リヨン、イスタンブール、ニューヨークと世界の都市が舞台となっているのも映像として楽しめます。
主役のクライブ・オーウェンが少しダサいところも人間味があっていいかなと(笑)

大手の金融機関が寄ってたかってインチキまがいの商売で引き起こされた昨年からの金融パニック、それにタイムリーなのが本日発射された北朝鮮による「人口衛星」名目の長距離弾道ミサイルなど、現在の世界情勢にピッタリといった感じの映画です。

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