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2009.04.04

パッション

知人が映画『パッション』のDVDを貸してくれた。

なぜかこの時期に。。。

090404_002

4年くらい前に一度見ており、衝撃を受けたが、
2回目に見てもやはり壮絶なシーンは目を背けたくなる。

キリストの受難を描いた映画であり、
深夜に捕らえられて、その日の午後3時に息を引き取る
わずか12時間ばかりの場面を映画化したものだが、
なぜだか途方もなく長く感じられる。

監督のメル・ギブソンが12年もの構想年月をかけ、
細部にまでこだわって完成した大作。
言語においても2000年前当時に使われていた、
アラム語(実際にキリストも話していた言語)
ラテン語、ヘブライ語などを使用し忠実に再現しており、
各々のシーンはまるで中世に描かれた宗教画にも
通ずるような美しさ、神聖さを感じることができる。

でもキリスト教徒以外の人間がこの映画を見て、
果たして理解できるのかどうかは疑問。
凄惨な拷問シーンでショック死した人もいたらしく、
そんな場面だけが深く印象に残ってしまうのでは?

そして反ユダヤを煽るのではないかと言われていたが、
あらためて見てみるとやはり十字架に磔にするまで
執拗に追い詰めたユダヤ人には反感を抱いてしまう。

現代においてもパレスチナへの傍若無人な攻撃を見ると
2000年前の出来事をダブらす人は多いのではないだろうか。

ショッキングなシーンが多い映画ではありますが、
やはり素晴らしい作品であると思います。

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地球は今、憎しみや戦争によって引き起こされた
恐怖によって、苦しみ泣き叫んでいる。

このような時代にあって、人は皆、心の中の
空虚な思いを埋めるために、より崇高なものに
立ち返ろうとするのではないだろうか。

映画『パッション』を観た人たちが、
我々の罪を贖うためにイエス・キリストが味わった
恐ろしい受難を目にし、理解することで、
希望、愛、赦しのメッセージを受け取ってくれたら
と願っている。

そして彼の途方もない勇気と犠牲が、
心の深いところに影響を与え、
正しい道へ向かおうと考えてくれたらと思う。

  メル・ギブソン

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ちょうど来週から聖週間にはいります。

この映画を今の時期に観たことで、今一度、
キリストの受難の意味について考えさせられました。

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