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2009.09.09

動的平衡1

部屋の壁にかかっている時計、
朝に見たときと夕方に見たとき、同じ時計であり、
形も色も見た目はなんら変化してる部分はない。

しかしその内容は朝と夕ではあきらかに違っている。

そう、針の位置が違う。

外観は同じ時計であったとしても、
長針や短針が上向きのときもあれば、
逆に下を向いている状態のときもあり、
全く同じ状態のときは二度とありません。

人間にもこれと同じことが言えます。

同じ人物であっても、朝と夕方では
ある一定の基準からすると全くの別人であり、
刻一刻と時間とともに目に見えない変化がなされています。

体内ではさまざまな代謝がおこなわれており、
食物から摂取された栄養素が分解され、
新しい細胞を作るため、またはエネルギーとして利用され、
古い細胞は呼気や汗、尿や便として体外に排出される。
またストレスなどによっても体内の平衡状態は変化し、
体温や心拍数、血圧、血糖値、各種ホルモン濃度など、
体内ではある一定範囲で常に変化し続けている。
 (生体恒常性)

そして1年もすれば体の中の細胞は全て入れ替わり、
細胞レベルでは全くの別人ともいえるのかもしれません。

マクロな部分では変化がないように見えても、
ミクロな部分では変化がおこなわれ続けている。
人はこのような「動的平衡」の状態であるということを、
リフレクソロジーでは念頭においておくべきなのだろう。

問題のある箇所にのみ着目し施術をするのではなく、
全体に対してアプローチする療法であるということは、
常に小さな不均衡に対して敏感でなければいけない。
これはリフレクソロジーにとって大事なことです。

病は小さな不均衡から生じているということが多くあり、
生じた不均衡をホリスティックな目線とアプローチにより
改善の方向に向かわせることで大病を未然に防ぐのは
予防医学という観点からも大切で意味のあることです。

特に複数回の施術をおこなっているクライアントに対しては、
ついつい「~だろう」と思い込みが先に立ってしまいがちになります。
しかし人の体内は動的であり、常に細胞レベルで変化し続けており、
同じ人であっても中身は別人だととらえ、さまざまな可能性を考える。

このことを念頭におきリフレクソロジー施術をおこなうこと。
この先もずっと忘れないようにせねばなりません。

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コメント

はじめまして わたしも リフレサロンをやっている者です。
いつも 沢山勉強をされていて 誠意あるリフレをされているんだなと ホームページ等を拝見させて頂いています。
これからも リフレについて いろいろ教えてくださいね。

>シータさん

コメントありがとうございます。

サロンを経営されている方なのですね。
僕もまだまだ勉強中なので、こちらこそよろしくお願いします。
お互いにこれからも頑張りましょう!

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