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2010.08.30

WE CARE

昨日は奈良県文化会館で開催されたホスピス講演会に行ってきました。

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奈良県ホスピス勉強会の10周年記念講演で、淀川キリスト教病院でホスピス医長をされていた柏木哲夫先生を講師にお招きということで、猛暑にも関わらず大勢の方がおいでになっていました。

「ホスピス・緩和ケアが目指すもの」
という題材でのお話で、柏木先生はユーモアをまじえながらも、全人的なケアの必要性や、日本の医療制度が抱えている問題点などもわかりやすくご説明してくださいました。

がんになる方は年々増え続けており、それに伴って外科手術や抗がん剤治療などの医学的治療も日進月歩で進化しています。
しかし忘れてはいけないこととして、治療や看護には心がこもっていることが大切だということ。
CAREのなかにある深い意味を考えるべきだと柏木先生はおっしゃっていました。
そして、治すことにこだわり過ぎてはいないかということ。

人はいずれ死を迎えますが、そのタイミングを逃さないようにしなければいけません。
痛み苦しみ抜いて最期を迎えるよりも、笑いと感謝のうちに人生を終えることができれば、本人だけでなく残された家族にとっても救いとなります。
これもまたWE CAREではないでしょうか。

自分なりの人生の終焉をどう迎えるかということを、病になってからではなく、日頃から命や人生の意味などを考えておくべきなのでしょう。

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コメント

安楽死を合法化しない限り、
尊厳死は実現できないと、
特にこの頃良く思わされる。

せめて消極的安楽死だけでも、
認めてくれないと、本人の意思は反映されないわ。

>まぁさん

難しい問題だとは思うけど、僕もそう思います。

どれだけ献身的に緩和ケアをおこなったとしても
すべての痛みや苦しみが無くなるわけではありませんから。
本人だけでなく、家族や医師も救われる気がします。

ほんと、消極的安楽死だけでもと思いますよね。

行って来られたのですね!
柏木先生のお話、わかりいやすくて心がこもっていますよね。
残念でしたが、またいつか・・・。
ほんと難しい問題ですね。
実際、こういう問題に直面したら、ほんと決断が難しいです。

>いちこさん

医療関係者だけでなく一般の方も大勢おられましたが、
お話はとてもわかりやすかったです。
それにユーモアもまじえて話されていたので、
最後まで楽しく講演を聞くことができました。

安楽死については認めてる国とそうでない国があったりで
なかなか良否の答えが出ない問題ですね。
でも法で規定をもうけて選択できるようになれば、
救われる方もあるのではないかと思います。

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