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2010.09.13

いのちのつながり

mont-bellというアウトドアメーカーの会員になっており、
カタログと一緒にいろんな冊子が送られてきます。

そのなかでWWFの入会案内とともに、
地球と自分たちのつながりに関する内容の記事があり、
ちょっと興味をひく内容だったので転記します。

100913_007

 【 生物多様性とは生命の「つながり」 】 

地球上に自分ひとりで生きていける生物はひとつもありません。
人間も、他の生き物が作ったものを食べ、着て、住まいや道具にすることによってて暮らしています。植
物が光合成で作り出した酸素を吸い、豊かな森が生み出したきれいな水を飲んで生きています。
「生物多様性」とは、長い歴史のなかで育まれてきた多様な生き物と、その相互の「つながり」を示す言
葉なのです。

●私たちの暮らしを支える生物多様性

 -食糧-
農作物の品種改良は、野生の種がもつ豊かな遺伝子の中から、味がよい、病気に強いといった優れた特徴
を掛け合わせることによって行われます。また多くの水産物は多種多様なプランクトンや海草、貝、魚などがつながりあう「海の生物多様性」がもたらす恵みです。

 -医療-
鎮痛・解熱剤のアスピリンはヤナギの樹皮の成分として発見され、それを手本に合成されています。マダ
ガスカルのバライロツルニチニチソウから見つかった物質は、小児白血病の生存率を20%から80%へ上昇させました。サメの肝臓に含まれる脂質ががんへの抵抗力を強める例など、500以上の海洋生物が、がんの治療に役立つ成分を持つことが知られています。

 -安全・暮らし-
さまざまな樹種で構成された豊かな森の生態系は、「緑のダム」とも言われ、きれいな水を生み出すと同
時に、山崩れなどの災害を防止します。大地震が発生した際、サンゴ礁やマングローブが津波の被害を小さくした事実は、各地で報告されるなど、生き物が持つすばらしい機能は未来の技術開発の貴重なヒントとなっています。

 -芸術・文化-
バイオリンの弓はブラジル産のペルナンブーコという木から作られるなど、多くの芸術は多様な生き物の
もつ特性によって発展してきました。また、四季の移ろいとともに変化する景観、鳥や虫の声などによって、人は自然観をはぐくみ、そこからさまざまな芸術や伝統文化が生まれました。生物多様性は、私たちの心を支える芸術や文化の源泉なのです。

●私たちの暮らしが生物多様性に与える影響

私たちの暮らしを支える生物多様性。その多様性が今、危機的な状況にあります。その原因の多くは、人間の日々の暮らしに大きく影響しています。 普段私たちが何気なく使っているものが、世界中のさまざまな野生生物に深刻な影響を与えているのです。

 -ペットとインドホシガメ-
日本はペット輸入大国です。中でもカメは飼いやすさが人気で需要が高く、日本の輸入量は世界第一位。

その需要は密漁や密輸入を誘引し、野生動物の生存を脅かす一因となっています。また、密輸されたペットの放置や遺棄による野生化が、日本の生態系のバランスを崩す一因となっている例もあります。

 -携帯電話とマウンテンゴリラ-
携帯電話が急激に世界に広がったために需要が増えたレアメタル。アフリカではその採掘のために多くの
人が森に侵入したため、マウンテンゴリラの生息地が脅かされています。680頭しかいないとされるマウンンテンゴリラ。今後さらに25%が減少すると予測されています。

 -たこ焼きとタコ-
日本人の大好きなタコ。世界の消費量のうち2/3を日本が消費しています。日本で獲れる量は1970年をピー
クに減少し、それを補うようにモロッコなどから輸入が増えました。近年ではモロッコでも漁獲量が減ったため、アフリカのモーリタニアや中国からも輸入するようになっています。

 -温暖化と化学物質とホッキョクグマ-
地球温暖化の影響で、ホッキョクグマの生息域が脅かされてることはよく知られています。さらには近年
の研究によって、人々が使う化学物質が、空気や海流、あるいは食物連鎖によって運ばれ、北極や南極では汚染発生地域よりも高濃度になっていることがわかりました。人間がもたらした温暖化と化学物質という二つの脅威が、はるか北限のホッキョクグマを苦しめています。

 -木製家具とアムールヒョウ-
世界で一番北に住むヒョウ、アムールヒョウの生息数はわずかに30頭。彼らを絶滅に追いやってる主な原
因は生息地である森林の減少です。伐採された木材の多くは中国経由で日本に輸入されています。

 -カップ麺とオランウータン-
カップ麺などの食品や、化粧品、洗剤などにつかわれているパームオイル(ヤシ油)。ボルネオやスマト
ラ半島では、15年ほど前からヤシ畑への転換が急速に進み、オランウータンの生息地は元の面積の約80%が失われ、その個体数は100年前と比べると1/10以下になったと言われています。

何気ない普段の生活であっても、自然の恩恵なしには何一つとして成り立たないことがよくわかります。

温暖化も危機感を頭でわかっていながらも、暑いとついつい冷房の設定温度を下げてしまう。

自分たちの行動や身近にある物がどんな影響を与えるものなのか、いま見えていることだけではなく見えないものを想像し大切にしていくことを日頃から考えていかなければなりません。

全てはつながり合って影響を与えあっており、それは必ず自分に返ってくるのだから。

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コメント

4日ほど波に沈んでましたーー!

おいらの極地遠征用ダウンパンツはモンベルよ。
ハードシェル&ダウンジャケットは、
確かジャックウルフスキンかな。

ここじゃ、いい加減なメーカーの
格安品じゃ、寒くて使えないわ。
やっぱ登山用具メーカーじゃないとね。

ジャックの代理店が取引終了したらしく、
入手困難になっちゃってるのが悲しい。
あの肉球のロゴが好きなんだけどw


この記事読んで、これを思い出した。
軽く推薦しときますね。
写真も良いけど、文章が良いのよねぃ。
http://www.amazon.co.jp/gp/product/4894447495

>まぁさん

確かにデザインは別として品質はいいよね。
スノボ用グローブはモンベル製でいま3代目。
頑丈さと保温性、防湿性、通気性が気に入り、
20年前からずっと使い続けてます。

365日空の旅…いいな~、見たら涙出ちゃうかも。
たまに「自然を守らなきゃ!」と強く感じるときがあります。
でも「たまに」はダメだよねぇ。。。

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