« 白馬(温泉) | トップページ | 家? »

2011.07.17

白馬(山羊)

今回の旅は夏山トレッキングを主題にしてましたが、
ほぼこちらがメインになってしまった感じ。

白馬五竜での「山羊とのふれあい」です。

110710_071

山羊飼いのロバートは白馬五竜のゲレンデで山羊の放牧をし、
その山羊たちの乳を搾ってチーズを作っています。

110710_069

毎朝、十数頭の山羊たちの乳を絞って「低温殺菌」した後、
チーズ作りの段取りをして、そのあと山羊の放牧に出る。

110711_022

110711_028

110711_029

110711_031

という生活を雪のない春~秋の季節に毎日繰り返しています。

110710_075

110711_032a

110710_080

まるでアルプスの少女ハイジに出てくるペーターのような日々。

そして山羊たちが人懐っこくて可愛い♪

110711_030

いじめてるわけではないですよwww

110710_073

山羊は高いところに上るのが大好き。

110710_078

彼らは自分たちの栄養にとって大事な草や葉っぱを
ちゃんと理解し、選んで食べているようです。

このツル植物は葛(くず)でデンプンやたんぱく質が豊富。
漢方薬の「葛根湯」の原料にもなっているもので、
解熱作用や胃腸不良の際にも用いられる優れもの。

110710_083

あちこちに行く山羊たちを牧羊犬のごとく追いまわし、
遠くはぐれた子山羊に「メェェ~~」と呼びかけながら、
リフト1本分くらいを歩いて登ります。

110710_082

これだけで充分トレッキングになってますね。

「山羊の乳って臭くないの?」
と想像される方も多いんじゃないかと思いますが、
搾乳したての乳を飲みましたが美味しい、ほんとに!

自然な環境で新鮮な草を食べ、斜面を登り降りする運動をし、
この山羊たちの乳で作ったチーズが美味しくないわけがない。

またスキー場としても下草を刈る手間が省けて一石二鳥。
シーズンオフのスキー場の姿として最も自然で有効な利用法。
まさに循環型酪農の姿がここにあるのではないかと感じました。

チーズはフレッシュタイプとオイル浸けのものがあります。

ロバートが考えるには、
熟成が必用なチーズはそれなりのノウハウが必要であり、
その技術は欧州の工房が何百年の伝統を持っており、
また日本にそういう高級チーズがどんどん輸入されている。

これでは敵うはずもない。
しかし、熟成させないフレッシュチーズなら負けないはず。
毎日新鮮な草を食べて出す乳を搾って作るフレッシュチーズ。
これならば日本のチーズとして堂々と渡り合える味が作れます。

実際の味は酸味があってヨーグルトに少し近い気もします。
これはまだ発酵段階であるということの証明であり、
腸の健康維持にも適しているのではと感じました。

110711_065

はた目には、ノンビリしてて羨ましい生活のようにも見えますが、
365日休みなしでの山羊たちの世話は苦労も多いようです。

でも頑張って続けていってほしいですね。

 『風の谷ファーム 白馬』

110711_063

**************************************************

※「低温殺菌」
低温殺菌とは悪い菌が殺せる最も低い温度(62~65度C、30分)
で加熱殺菌した牛乳(山羊乳)のことを指します。
高い温度で加熱すると菌は死滅するが、風味が損なわれる。
そこで低温殺菌により、タンパク質の熱変性を抑え風味を残す。
フランスの細菌学者パスツールが考案した加熱殺菌法です。

以前に書いた記時、 『特別牛乳』もご参考に。

しかし、
たった一泊二日の旅行でよくブログを5つも引っ張ったものだw

でも、信州白馬はサイコーです!

« 白馬(温泉) | トップページ | 家? »

旅行・地域」カテゴリの記事

日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事

コメント

山羊かわいい!!
ペーターもといロバートさんは、冬の雪が積もっているときはどうやってはるんでしょう?
いいご旅行だったみたいでよかったですね。
楽しくみせてもらいました。
ちなみに沖縄弁で山羊のこと、「み~ひ~じゃ~」っていうみたいですよ。

>やさん

み~ひ~じゃ!?
これだけ聞いても何のことなのかさっぱりわからんですね。

冬場は山羊の放牧ができないので干し草を餌にしているよう。
でも毎日のことだらこの調達も大変なんでしょうね。
夏場なら勝手に歩き回って牧草を食べてくれるんだから。
それにやはり毎朝乳を搾ってチーズ作りはされてるようです。
餌が干し草なのでチーズの味はやはり変わるらしいけど。

やさんも今度の夏は一緒に行きましょう!
めちゃめちゃ癒されますよ~♪

自分が牛乳を飲めないのは、あの匂いなんだけど、
なにやら低温殺菌だと匂いも少ないみたいね。
トライはしないけどw

隣国製の電タバリキッドも、
使う前に一度、低温殺菌しようかなぁ。
菌は死んでも、変質しそうで目下悩み中。

良い旅だったみたいね。
五部作で、旅行した気分になったよ。

>まぁさん

山も残雪も北海道の人にはなんてことない日常のことだよね。
よく五部作まで引っ張ったもんだwww

低温殺菌の牛乳だと匂いも少ないのかあ。
特に夏場は水分が多くて薄くなってるみたいだし、
牛乳にチャレンジするなら夏場のほがいいかもね。

でも電タバリキッドの低温殺菌は止めたほうが…

五竜2,3回スキーでいってるわ。
スキーですべってたとこで、山羊いてるんかな~capricornus
牛乳は思ったよりさっぱりよだよね。

>づっきゃんさん

八方尾根スキー場では牛の放牧してたわ。
流行ってるのかもねぇ(笑)

搾りたてって初めて飲んだけど、ほんとサッパリしてる。
もっとドロドロの濃いものかと思ってたけど。
でも殺菌してないからほんとは注意したほうがいいんやろね。

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/506901/52222504

この記事へのトラックバック一覧です: 白馬(山羊):

« 白馬(温泉) | トップページ | 家? »