張り子の虎
生駒信貴スカイラインの終点、信貴山上にあるお寺
朝護孫子寺(ちょうごそんしじ)
いまから1400年余前に、聖徳太子の前に毘沙門天が現れ、
それが「寅の年、寅の日、寅の刻」だったことから、
寅(虎)は聖徳太子にあやかって福をもたらすとされている。
このお寺ではいたるところに虎のオブジェが設置されていて、
全長6mの「世界一福寅」が参道入り口近くで出迎えてくれる。
でもなぜ「張り子の虎」なんでしょうねえ?
「張り子の虎」意味を調べてみると、
・弱いくせに虚勢を張る人、見かけだおしの人
・その首の動きから、ただうなづくだけで主体性のない人
などとあまり格好いいものではありません。
電動でうなづきつづける首が、少しマヌケに見えました。
写真の上方にある本堂まで行こうと思いましたが、
一緒に行った父が坂道の途中で断念。
84歳の足には「すぐ」ではなかったようです。
で、昼ご飯でも食べようかと行ったのが、
信貴山観光ホテルの蓬乃里(ほうのさと)
ちょっと精進料理風のヘルシーなお料理。
湯豆腐のダシがなかなか美味しかった。
最近は座敷にテーブルとイスという和食屋さんが多いですね。
これも高齢化に対応したいまの時代ならではなんでしょう。
天気がイマイチでしたが、山なみを眺めながらの食事と、
お庭も広くてロケーションもいい感じでした。
祝日ということもあり、多くの参拝客で賑わっていました。
昨年の寅年にはさらに多くの人で賑わっていたんでしょう。
虎にあやかっていろんなご利益があるんでしょうが、
「張り子の虎」ではなく、本物の虎でありたいものです。
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コメント
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若い頃は、酒を呑むたびに虎になってましたが、
今はもう面影もなく、焼酎1杯でフラフラですw
普段、禁酒してるせいなんだけどね。
お父様との旅行かぁ。。。良い事してますね。
親父、元気かなぁ。
投稿: まぁ | 2011.11.04 11時08分
結構人いてはるね

お父さんと2人?いいね~息子と父ってあんまりないでしょ出かけるの
投稿: づっきやん | 2011.11.04 20時15分
張り子の虎は厄除けになるんですよ。
特に病から守ってくれるんだって。
私のお店にもありま~す。
なんてーたって、寅年ですから必需品か?
今度来たら、見てくださいね。
投稿: Kido | 2011.11.05 15時04分
>まぁさん
そうそう、同じく!
酒を飲んでもトラではなくネコになって眠っちゃうwww
旅行っていうか家から1時間程度の場所なんですよ。
最近、父も足が弱くなってあまり歩かなくなってるんで、
たまにはどこかを歩いてもらおうかと行ったんです。
ま、本人的には結構歩いた気になってますねw
投稿: ソウル | 2011.11.05 18時28分
>づっきゃんさん
いやいやオフクロさんも一緒ですよ。
オヤジと二人じゃ会話がなくなるwww
正月の初詣以外は空いてるかと思ったんけど、わりと参拝の方が来てて駐車場もすぐにいっぱいになってた。
でも入り口近くですぐUターンしちゃったんで、ほとんど見れず…
また今度は日をあらためてゆっくりと行きますよ。
投稿: ソウル | 2011.11.05 18時33分
>Kidoさん
そっか~張り子の虎って厄除けになるんですね。
主体性のあるKidoさんがおっっしゃるんだから間違いない!
なるほど寅年なんですね、イメージ通りの干支です。www
投稿: ソウル | 2011.11.05 18時36分