2011 暮れのモツ
御堂筋の周防町交差点に集合し、東心斎橋へと歩をすすめ、
◆1軒目
「韓式酒家 神腑菜辛(カプサイシン)」さんに到着。
コースで頼んだので、まずは小鉢の惣菜が8種類。
お酒飲みにとってこういうのは嬉しい心遣いですね。
乾杯のビールのあとはマッコリで本格的な飲みにはいります。
そして次に出てきたのが「サムギョプサル」
脂を落とすためにコンロに少し角度がついています。
豚バラ肉を脂を落としながらカリっと香ばしく焼いて、
味付け味噌やエゴマの葉などとチシャ菜で巻いていただきます。
忙しいなか店員さんが席まできて焼いてくださいました。
ここでまたオヤジたちにしょーもないダジャレを連発され、
さぞかし不愉快な思いをされたことでしょう。申し訳ない…
そしていよいよメインになるお鍋の登場です。
ただのモツ鍋じゃあ面白くないとN村氏がチョイスしたのが、
「カムジャタン」という豚の背骨を煮込んだお鍋。
しかし、赤過ぎねーかぁこの鍋?…
ま、店名がカプサシンなんだからわかる気もしますが…
そして煮込むとさらに赤さがきわだってきます。
メニューには「激辛」の文字がちゃんと書いてありました。
見た目ほど味はそんなに辛くはないと思うのですが、
辛いのが苦手って人には要注意の鍋です。
そしてシメの麺、トマトソースのパスタに見えなくもない。
このあと山芋のチヂミやチャプチェ、デザートも平らげて満腹。
今回も美味しくいただくことができました♪
◆2軒目
「前回の夏の集まり」で発見した隠れ家バー「orange」さん。
大衆的なお店が並ぶ狭い路地の一角にある隠れ家的なお店。
またいつものように2階席は貸切状態で、バカ話に花が咲きます。
普通、この年代の男性が集まると仕事の話が多いんでしょうが、
まーそんな真面目な話は一切なく、見事なバカっぷりです。
しばし歓談と少し強めのアルコールで胃洗浄のあと次の店に。
◆3軒目
そのまま東心斎橋エリアでまた新しいお店を開拓に!
こちらも狭い路地を少し入った場所にある「WA鶏BAR」さん
店内に入り、カウンターが並ぶ1階を抜けて2階テーブル席へ。
お店の内装は手作り?という感じで、いたってシンプルです。
創作鶏料理ということらしく、まずは軽くジャブの感覚で、
「砂ずりの昆布〆」を注文。
濃いお鍋を食べてきた後だからでしょうか、
昆布の香りを楽しむことはできず、鶏も普通。
そして、お店のおすすめということで二品。
「大山がいな鶏もも肉の岩塩プレート焼き」
岩塩プレートは珍しいとは思いましたが、
鶏肉は噛んでいても味がせず、スーパーの鶏と変わらない。
噛むほどに味が増す、という鶏のはずなんですが…
やはり唐辛子で舌が麻痺しちゃってるのか。。。
「八寸」は店員さんイチオシのメニュー
しかし注文してから出てくるまで30分ほどかかりました。。。
盛り付けするのに時間がかかったんでしょうね~。
味は…1280円という値段相応ということにしておきましょう。
ま、料理はさておき残念なのが、お酒の種類の貧弱さ。
ワインの種類こそ焼き鳥屋さんにしては多いけれど、
どれもグラスで500円程度のランクのものしかなく、
結局どれを飲んでもさほど味に変わりがない。
日本酒はみぞれ酒のみで、焼酎も麦と芋が一種類のみ。
お店のお客さんはかなり若い層の方たちが多く、とても賑やか。
…というか騒々しいといったほうがいいかな。
ま、自分たちも静かに飲むタチではないので、
エラそうには言えませんが、どうも場違いな感じ…
20年前ならお酒や料理にも不満はなかったんでしょうが、
やはり年くってそれなりに目や舌が肥えちゃったんでしょう。
◆4軒目
場所を移して飲みなおそうかと堀江界隈までブラブラ。
しかしお目当てのBARがなかなか見つからずウロウロし、
やっと見つけたと思ったら、なんとお休みだと!!
12月の土曜の晩に休むとはなかなか肝のすわった店だ。
それからしばし散策しましたが、いい店が見つからず、
シメのラーメンにと四ツ橋筋沿いの「一風堂」さんへ。
あえて「つけ麺」を注文。
時刻は深夜1時半といつもの集まりよりは少し早めですが、
またミナミの常宿となってるサウナ&カプセルに向かいます。
これも恒例となっている露天のジャグジーで今日の反省会。
お店選びは食べ○グなどのクチコミや評価を参考にし、
その都度ここぞという店をチョイスされてるのですが、
たまには期待外れなんてこともあります。
そもそもネットに投稿してる人なんてのは素人なんだし、
味や店の雰囲気などはそれぞれの主観が多分にはいるもの。
ネット社会では足を運ばなくとも情報が得られる便利さの反面、
その情報を信じそれに依存し過ぎるのも注意が必用。
なんて話をしていました。 (どこのお店とは言いませんが…)
ま、いままでイイお店に当たってたのが不思議なんでしょう。
N村氏は打率八割を超える強打者だとあらためて感じました。
とまあ、どうでもいいような話をひとしきりした後、
カプセルの人となり、夜明けまでの軽い冬眠にはいります。
眠りから覚め、朝の陽ざしのなかでまたジャグジーに。
頬にあたる早朝の冷気が、昨晩の酔いを抜いてくれます。
深夜の雑踏から一転して人通りの少ないミナミの冬の朝、
道頓堀川ではカモメの群れが青空とともに出迎えてくれます。
そして皆で食べる朝食がこの忘年会の最後となります。
アルコールも抜けてやや気だるい雰囲気が漂うこの時間、
ハイテンションでバカ話ばかりで騒いでる晩と打って変わり、
友人たちとやっとまともな会話を交わせる場でもあります。
次回も美味しいモツと笑いに包まれた時間を過ごせるように、
この年末をしっかり乗り切っていこう!と、ここで解散です。
さてさて今月は週末毎になにか予定が入っていますが、
胃腸を労りながらほどほどにこなしていかなきゃ!
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コメント
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どんだけ食べて飲むんですか!?笑
でも最高。
全部同じコースで私も行きたいです。
最後のサブウェイはいらないかなぁ〜笑
しかも2時ぐらいまでしか起きれないです。
投稿: まりりん♪ | 2011.12.05 16時45分
>まりりんさん
そう、よく食う中年たちでしょうw
そして、そんな暴飲暴食した翌日の朝は、
シャキシャキレタスのSUBWAYがサイコー!
投稿: ソウル | 2011.12.06 16時04分
毎年すごいね。元気だわ

御飯いつもおいしそうやな~
投稿: づっきやん | 2011.12.06 19時25分
すごい食欲とパワーを感じる記事ですね、毎年w
おれは1件目の前菜で、焼酎の水割り飲んで、
お腹いっぱいかなw
さすがは師走。
師の付く生業、走りまくってますわ。
早く正月来ないかなぁ。。。
投稿: まぁ | 2011.12.07 12時21分
>づっきゃんさん
幹事さんがいつも気合いいれて店選びしてくれてて、
それについて行くだけなんで楽チンなんだわ♪
さてさていつまで元気でいれることやら。。。
投稿: ソウル | 2011.12.07 17時47分
>まぁさん
一軒の店でまったりゆっくりってのもいいんですけどね。
今回は4軒目まで行く店が決まってましたwww
残念ながら4軒目は閉まってたけど。。。
師のつくお仕事、いつも大変ですね。
あともうちょっとなんで頑張ってください!
投稿: ソウル | 2011.12.07 17時50分