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2012.02.10

フットケアの日

 日本フットケア学会と日本下肢救済・足病学会、および日本メドトロニックは、2月10日を「フットケアの日」に制定したことを発表した。

 糖尿病や末梢動脈疾患、あるいは下肢閉塞性動脈硬化症による足病変の予防、さらには早期診断・早期治療の啓発を目的として、日本記念日協会に申請し認定されたという。

 日本ではこれらの疾患で推計、60歳以上の約700万人が足病変を発症するとみられ、重症化し足切断にいたる人は、年間1万人にのぼると推定されている。

 しかし、足病変は、症状が現れた初期には気づかれにくく、また異変に気づいたとしてもどこの病院へ行ったらよいのか分からず、早期診断・早期治療が遅れ結局、足の切断をしなければならない人が後を絶たないのが現状だという。

 そこで日本フットケア学会と日本下肢救済・足病学会、および日本メドトロニックは、啓発活動の一里塚とすべく、2月10日を「フットケアの日」と制定した。

日本フットケア学会理事長の熊田佳孝氏は「フットケアの日の制定により、今後フットケアの正しい知識が広く普及していくことを願っています」とのコメントを発表している。また、日本下肢救済・足病学会理事長の大浦武彦氏は「フットケアの日に、足のことをあらためて考えましょう」と呼びかけている。


 【糖尿病ネットワーク】

 
リフレクソロジストという仕事柄、足に触れる機会が多く、また2軒の高齢者施設やクライアントも高齢者が多いことから、この問題には日頃から深く関わっています。

まず高齢者の8~9割の方は足になんらかのトラブルを抱えて、そのためにQOLが著しく低下する大きな要因となっています。

閉塞性動脈硬化症や静脈瘤などの循環器系だけでなく、筋肉や関節のトラブルや外反母趾や巻き爪などによって歩行困難となり、「歩かない→内臓への悪影響→さらに足の血行不良」という最悪な図式が考えられ、さまざまなトラブルを引き起こす原因となります。

 『足裏は全身を映し出す鏡』
というのをうちのキャッチフレーズとしているのですが、反射学的に内臓の不調が足に反射投影されているだけでなく、実際に循環器系、神経系統の問題を抱えていると、足全体に重篤な障害をもたらし、放っておくと足切断やさらには生命の危険さえ危ぶまれます。

『一目二足』という言葉の通り、目と足は人生を過ごしていく上でとても重要なもの、普段はあまり気にかけない足ですが、これからの一生を支えてくれる足のことを考え、高齢者、疾患のあるなしに関わらず、全ての方がもっと足に目を向け、日常からリフレクソロジーなどの療法をも含めた「フットケア」をおこなうことで、健康の維持に努めていただきたいと思います。


※以前の記事

【フットケア】

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コメント

ASOで切断できる方はまだ幸運な方で、寝たきりだから、高齢だからと手術を拒否される例も多く(というかほとんど)壊死の進行をそのまま永遠に処置ケアし続けないとならないケースも多いのが現状です。壊死組織は死臭と同じ刺激臭を病棟内に充満させます。

施術前にぜひ足背動脈を触知してみて下さい。
触れない場合は後脛骨動脈、
そこも触れなければ膝窩動脈と。。。
そして血管外科受診を勧めて下さい。

まあさん、動脈の場所を教えて下さい。

本にも図は載っているのですが、いまひとつイメージできなくて。

三年前にやった、指間にひどいただれ(足指)のあったかたをおもいだします。
してきすると次からこころを閉じてしまって。。。
認めようとなさらないのです。
いま、どんな状態になっているかと、、、。
そういうかたをどう導けばいいか、、未熟です。

ちなみに、7月から&コースのフットケアをとります。

今回はとても勉強になりました!!

ありがとうございます。

>まぁさん

いつも的確なアドバイスをありがとうございます。
足裏のスクールは数多くありますが、こういう大事なことをきちんと教えているところってのは少ないんですよねぇ。

確かに高齢者にとって大切断はリスクが高いですよね。
それでなくとも合併症は他にもたくさんありますから。
施設での施術では必ず脈に触れて確認するよう心がけていますが、わかりにくい方も多いですね。
幸運なことに(?) いまのところ施術が困難なほどヤバいケースにはまだ出会っていませんが。。。

神経障害や動脈硬化症が治るというワケではないですが、強い刺激でゴリゴリする施術と違い、欧米式のリフレクソロジーは時間をかけて優しい圧を加えていくので、患者に負担をかけず症状を好転させるには最適な療法だと思います。
重度ではないですが、軽い糖尿や境界のクライアントで血糖値の低下もほとんどの方で確認していますし、医療現場で導入されればどんなに!…

なんてことを考えていますが、それよりまず先にリフレクソロジー業界の医療知識や技術の底上げをしていく必要があるんでしょうねぇ…

>やっぴさん

動脈、自分の足でも確認できますよ。
ちなみに僕の後脛骨動脈は動きが目視できます。w

施術の足ふきやオープニング時にさりげなく触れてみてください。
後脛骨動脈は踵を手で下から支える形の時に踝辺りを指で挟むようにすると指先に感じることができます。
足背動脈も掌で甲側と足裏をギュッと包み込むように挟んだときに脈の打つ様子が感じられます。
クライアントに違和感や不安を与えないようさりげなくすることができるといいと思います。
それより先にカウンセリングで病歴の確認の後、目視で皮膚の色や質感、左右差などのチェックが必要です。
また、足背まで血流が感じられても、足趾で閉塞している場合もあるので、「要注意」と感じた方への施術はよほど注意するか中止しましょう。

クライアントへ足の状態を伝えるときは不安感を抱かせないよう細心の注意をしてください、それに言葉にも気をつけないとリフレクソロジストは法的に医療者ではないということをふまえておきましょう。

※参考URL:「閉塞性動脈硬化症(ASO)情報サイト
http://e-aso.info/medical/sindan/index.html

うわぁ~!!
勉強になりすぎて、すぐには消化できません。

今度ぜひ、レクチャーしてください^^
動く動脈も、ぜひご披露ください^^@

長かったトンネルを抜けたと思ったら、またテストです。またテンション上がって困っています。
落ち着くコツがあれば。。。

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