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2012.09.20

ルーツ・オブ・レジェンド

今日は午前中の大阪出張の後、昼から仕事をサボって映画に。
上映時間は昼~と夕方~のみで、しかも近畿では一つの映画館でしか上映されていないので仕方なく。。。

「大阪ステーションシネマ」という新しい映画館にも行ってみたかったので、まぁたまにはいいか。

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そして一人で映画を観に行くのはこれが初めて。

ルーツ・オブ・レジェンド

「レゲエ」「ボブ・マーリー」という言葉は知っている人は多いと思いますが、その本当のことはあまり知られていません。

カリブの小さな国で生まれたちょっとユーモラスな音楽が全世界にこれだけ広がったのも、ボブ・マーリーが存在したからでしょう。

ジャマイカ独立50周年を記念して製作されたこの映画は、ボブ・マーリーがいかに大きな存在であったかがわかります。

彼は一人のミュージシャンと呼ぶにはその精神はあまりにも崇高であり、スラム街から一躍有名になり大金持ちになってからも、平和を愛し慈愛に満ちたその行動は尊敬されるべきものでしょう。

英国から独立したばかりで東西冷戦の最前線のように混乱していたジャマイカという国家も、彼がいなければまた違った道を歩んでいたかもしれません。

36歳で亡くなった彼は30年以上経ったいまでも世界中に多くの影響を与え続けているまさに「レジェンド」と呼ぶにふさわしい存在です。

20代後半に彼のことを深く知った僕も彼に強い影響を受け、いまだにマザー・テレサやマハトマ・ガンジーなどと並んでリスペクトする自分のなかの「聖人」の一人です。

レゲエと聞くと、大音量のやかましい音楽、それにドレッドヘアーなどの奇抜なファッションや、マリファナを吸うなど世間一般からはマイナスなイメージで見られがちですが、本当は崇高な精神を持った「ラスタファリズム」というライフスタイルを持った人々の聖歌であり、ボブはその伝道師であったのでしょう。

ラスタは宗教ではないので経典などはありませんが、その考えの多くは聖書からきており、文明からできるだけ離れ、口にする食物や生活習慣などを厳格に守り、自然に沿った生活をしています。
洗わない切らない髪(ドレッドヘアー)やハーブ(マリファナ)を吸うこともラスタファリアンたちの習慣の一つで教義を守っているだけのこと。

電気もないジャマイカの山あいの村で生まれた彼は、首都キングストンのスラム街で青年期を過ごし、そしてラスタと出会いラスタの精神を広く知ってもらうことが自分が神から与えられた使命であると信じ、多くのレゲエ音楽を作って世界中の人々の心に訴えかけ注目を浴びて一躍有名人となります。

しかし多くの富を得た後も彼は驕ることなく、貧しい人への施しやラスタの精神を忘れることなく、自然を愛し平和を愛する心を失うことはありませんでした。

平和な世界、理想を目指して音楽で説く彼に賛同する人は多くいましたが、その反面で政治家たちからはそのあまりに大きい影響力を疎まれ、自宅で銃撃された揚句に祖国から亡命するなど激動の人生を歩みます。

でもその精神は確実に世界中に根付いているのでないかと思います。

映像で彼のパフォーマンス、彼の話す言葉は神が彼を遣って人々に訴えかけているのではないかと思えるほどのパワーやオーラに満ち溢れています。

レゲエやボブ・マーリーのことを知りたい、人生に悩んでいるというような人も、ぜひ彼に出会ってほしいと思います。

ONE LOVE

ONE HEART

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