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2012.11.25

睡眠とリフレクソロジー

日が経つのは早いもので、もう11月も終わろうかという時期に。
今朝の奈良は0度近くまで気温が下がり寒い朝となりましたが、
日中はこの季節らしい素晴らしいお天気になりました。

先週、久しぶりに学院のセミナーに行ってきました。
テーマは「睡眠とリフレクソロジー」
睡眠に関わるいろんな勉強をしてきました。

◆睡眠時間

日本人の平均は6~7時間程度。
ショートスリーパーは6時間未満の睡眠で十分な人
ナポレオンやエジソンなどは4時間しか眠らなかったらしい。
ロングスリーパーは一般的に9時間以上の睡眠が必用な人
アインシュタインは毎日10時間眠っており、ノーベル物理学賞の小柴昌俊先生は30代の頃から晩8時から7時まで寝ていたらしい。

睡眠時間は人それぞれで、その人の適切な睡眠時間はいかに翌日に眠気や体のだるさを感じることなく活動的に過ごせるかによる。
睡眠は長すぎても短すぎても体調不良の原因となりうる。

また1日のなかで何度も分けて眠る多層性睡眠や1回の主睡眠だけの単層性睡眠など眠りの形もさまざまである。

◆睡眠の質
眠りには大きく2種類の睡眠がある。
レム睡眠は「体の眠り」
体は休まっているが脳は活動を続けており、1日の情報を頭のなかで整理し記憶の固定化などをおこなっている。
ノンレム睡眠は「脳の眠り」
脳が休息状態にある深い眠りで、筋肉は活動を続けている状態。

睡眠の間にレム、ノンレム睡眠のサイクルを繰り返している。
さまざまなホルモン分泌や細胞修復作業をおこなううえで、体の眠りと脳の眠りの両方が繰り返されることには意味がある。

◆睡眠に関わるホルモン
 ○メラトニン
体内時計の調節、睡眠を促す、活性酸素の除去、免疫力強化など発ガンを抑える重要なはたらきがある。
目から入る光に反応し、昼間は分泌されず夜暗くなってから分泌されるホルモン。
 ○成長ホルモン
さまざまな代謝に関わるホルモンで、骨や筋肉の発育を促進させたり、疲労回復、肌の再生、神経の修復、発育や血糖値や血中カルシウム濃度の一定化など恒常性維持に重要
入眠後最初の3時間の一番深いノンレム時に多く分泌される。
 ○コルチゾール
ストレスホルモンとも呼ばれており、ストレス量に応じて多く分泌される。人が活動するうえで重要なエネルギーである糖を肝臓から作りだしたり、睡眠時の体の修復や基礎代謝を助けるはたらきもある。
夜中の3時頃から明け方にかけて分泌され、体温上昇に合わせて分泌量が増えて朝起きる準備を体にさせるはたらきがある。
 ○セロトニン
睡眠ホルモンであるメラトニンの原料となる脳の伝達物質で、自律神経のコントロールや感情を安定化させるはたらきがある。
その鎮静作用によって精神状態が落ち着いてイライラしなくなり、よく眠れるようになります。
日中に多く分泌され、メラトニンとのバランスをとっている。

このように昼間に活動し夜に眠るということは、正常にホルモン分泌を促進させるうえで重要なこと。
人間が本来持っている自然のサイクルに従い規則正しい生活を継続させることが、健康維持にために大切である。

◆睡眠のメカニズム
夜に眠ることは体内時計によりコントロールされている。
脳がメインとなり、全身の臓器や皮膚などの感覚器官がサブ時計となって睡眠のリズムを調節している。
体温、血圧、脈拍、自律神経、ホルモン分泌などの生理的変化は体内時計によって調整され、睡眠リズムの乱れがこれらのコントロールに大きく関係している。
慨日リズム(サーカディアンリズム)は地球の24時間周期のリズムであり、晩に眠って毎朝一定の時間に目覚めて太陽の光を浴びることで微妙な時間のズレを毎日リセットしている。

「起きる時刻を毎日一定にする」
「朝起きたら光を浴びる」
「朝食を十分に食べる」
「昼間を活動的に過ごす」
「晩は寝る準備としてリラックスして過ごす」
「夜は余計な光を浴びない」
といったことが、睡眠障害を防ぐうえで大切である。

◆睡眠の役割
 ○脳や体の疲れを取り除き十分に休息させる。
 ○1日に入ってきた情報を整理・記憶させる。
 ○昼間に受けたストレスを取り除く。
 ○さまざまなホルモンを分泌させる。
 ○筋肉や内臓、骨など細胞の修復と再生、代謝の促進。
 ○心と体のバランスをコントロールさせる。
 ○免疫機能を維持させる。

良質の睡眠をとることで、翌日の活動をスムーズにして作業効率を上げることができ、体力面や精神面においてベストな状態を保つことができる。
睡眠は心身の健康において欠かせない重要な役割を持っている。

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リフレクソロジーの効果を一言で説明すると、僕は「恒常性(ホメオスタシス)の維持」だと思っているのですが、睡眠はまさに恒常性維持のために欠かせない生きるために必ず必要な生理活動です。

リフレクソロジー施術を受けて眠れないという方はまれで、浅い深いや時間の長短の差はあれど、ほとんど皆が眠ってしまいます。
これは体が睡眠を欲していることの表れではないかと考えます。

リフレクソロジーにはさまざまな効果や反応がありますが、その全てが体の自然な反応に伴う理にかなった身体活動です。

血行不良の方は血流が改善・促進され、排出が必用な人は尿意をもよおしたり、咳が出たり、微熱が出たり、体の疲れを感じたりまたは頭がスッキリしたり、お腹がすいたり便通が改善されたりなどの全ては、体が元の健康な状態に戻ろうとする過程での好転反応です。

先に説明したように睡眠には心身の機能維持に驚くべき力があり、「寝る子は育つ」ではないですが、しっかりと眠ってさえいれば病気にはならないんじゃないかというくらい。

眠りとリフレクソロジーは相性がよく、施術をおこなううえで一体と考えたほうがよいかもしれません。
脳と体が休まったニュートラルな状態の心身に対してリフレクソロジーをおこなうほうが、より大きな効果が期待できるからです。


リフレクソロジーが眠気を誘うのも納得です。

人生の1/3は眠っているのです。
眠りをもっと大切にしましょう。

そして睡眠障害の方はぜひリフレクソロジーを受けてください!

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