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2013年6月

2013.06.25

マインドフルネス 1

先月から「マインドフルネス瞑想」の講習に参加してきました。

『マインドフルネスストレス低減法』

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曹洞宗の開祖「道元禅師」の考えを基本とした座禅瞑想法で、マサチューセッツ工科大学医学部名誉教授のジョン・カバットジン博士が創設され欧米を中心に注目されている瞑想法です。
基本となる考え方が日本古来の仏教の「禅」なので、逆輸入というところでしょうか。

仏教と聞くと宗教であり、なにか特別な修行法であるかのように感じられますが、決して宗教色が濃いわけではなく仏教の難しい部分を削ぎ落とし、必要な部分だけを残してプログラム化したシンプルなものです。

現代人はいつも時間や制約に追い立てられて息継ぎする間もなく過ごしています。
存在する時間「今という瞬間」を意識する「気づき」によって人間のあるがままの姿を受け入れる。これをを日々の訓練によって研鑽していき結果的には、様々なストレスから解き放たれて健康な心身を手に入れ、豊かで幸福な人生を過ごしましょう。というのがマインドフルネスの主旨です。

本来は1週間毎のプログラムを8週間継続するトレーニングをおこなうのですが、今回は指導者育成を視野にいれた内容となっており、毎週連続8回のプログラムを1日の講習で2週分のプログラムをこなし、2週間毎で計4回でおこなうという日程。

講座は教育・ビジネス・福祉・心理・医療等の専門家を対象とした…
となっており、参加者は医師や臨床心理士、薬剤師などの医学の専門家や様々な活動をされている方々ばかりでした。

まず、一番の印象に残ったのが、
「呼吸ってすごい!!」ということ。

呼吸は生まれたときから死ぬまでの間止まることなくずっと生命のリズムを刻みつけています。心臓の鼓動もそうですが、意識的に心臓の動きをコントロールするなんて普通の人には困難ですが、呼吸の場合は誰でもその回数や深さなどをコントロールできます。

瞑想をおこなうときに、呼吸が非常に重要な役割を果たします。
注意力を高めて、「今」という瞬間をつなぎとめて頭の中でわき起こる心配事や過去の後悔の念など様々な思いから解き放ち、リラックスや平安をもたらせてくれます。

セラピストの端くれである自分は呼吸には以前から意識を持っているつもりでしたが、いやいやあらためてきちんと出来ていなかったということに気づかされました。
そしてこの1ヶ月半ほどの間に適切な方法で呼吸瞑想をおこなうと、精神面・肉体面ともに見違える程になりました。

誰でも呼吸はしているのだから難しいことではありません、適切なトレーニングを積めば間違いなく心身ともに健康になっていくはずです。

重要なのは「継続すること」だけです。

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