« マインドフルネス 2 | トップページ | ◆お知らせ (7/29追記) »

2013.07.10

マインドフルネス 3

姿勢が整い、呼吸する準備ができればいよいよ瞑想です。

現代人は24時間いつも時間に追い立てられ、自分と向き合う時間を持てない人がほとんどでしょう。「存在するための時間」または「息継ぎするための時間」もなく、仕事や生活のあらゆることに没頭し、知らず知らずのうちに様々なストレスや問題を抱え込んでしまい、それが心身の健康を損ねる大きな要因となっています。

「マインドフルネス瞑想法」は〝今〟という瞬間に注意を集中し意識的に生きるという方法です。
禅宗の瞑想法が元になっていますが、仏教徒以外の人でも普通の生活のなかに取りれて広く応用できるもので、現在では西洋人の多くがこの東洋の智慧をうまく活用し瞑想をおこなっています。

私たちは、やらなければいけないこと、自分が大事だと〝頭で考えている〟ことに深くのめりこんで心を奪われてしまい、そのために慢性的な緊張や不安状態に陥りやすく、人生を惰性で送るように自らが駆り立ててしまっています。

瞑想を通して自己と向き合い、最も大事なことや自分自身を見失ってしまった生き方を自らで問い直し、〝今〟という瞬間の豊かさに気づくことによって次の瞬間を形作り、生活の質の向上や人間関係、将来などを方向づけていくことができます。

生きていくうえでストレスは避けて通れません。逆に言えば人生そのものは厄介事だらけといっても過言ではないでしょう。
ストレスを無くすことなど出来ないし、解決するというのも簡単なことではありません。
ストレスから逃げてしまうことも真っ向から向き合うことも、さらにその問題を複雑にしてしまうことにもなりかねません。

人生におけるストレスは決定的な危機的状況もありますが、よくよく考えてみれば、人間関係、仕事、財産、結婚、子供、肉体、などどれも永久に続くことはない問題ばかりです。

マインドフルネスではこの厄介事だらけの人生を、まるごと抱きしめてしまおうという方法です。そのためには自分自身と世界を新しい視点でとらえる方法を学ばなければならないということです。

瞑想は、はたから見ると「何もしていない」ように見えますが、この「何もしていない」状態を毎日続けることから始まります。
実際には呼吸を意識し、今の瞬間や自分の存在に意識を集中しているのですが、何もしていないように外からの目には映るのです。

実際におこなってみると、何もせずただ座っていることって10分もすると辛くなってくるんですよね。
でも、毎日続けていくうちに30~40分座っていても平気になってきて、心が平穏となり満たされた気分になります。そして逆に一日のうちで瞑想を一度もおこなわないと、なんだか調子がくるうような気になります。

私たちは日常、いつも絶え間なく何かをするという生活を送っていますが、意図的に何かするのをやめ、自分の存在を意識するトレーニングをおこなう。

これがまずマインドフルネスの基本となります。

« マインドフルネス 2 | トップページ | ◆お知らせ (7/29追記) »

心と体」カテゴリの記事

日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事

健康・医療関連」カテゴリの記事

マインドフルネス」カテゴリの記事

コメント

ソウルさん マインドフルネスを、生活に取り入れていらっしゃいますね。私も少しずつ自分の内面に、注意を向けるように心がけていますが・・・。つい忙しさに紛れてしまっていたり・・・
いつか座禅もチャレンジしてみます!

お? やっとここで基本が終了ですか(汗
まだ続くんですね。。。楽しみです。

このシリーズはリーダーに永久保存して
永年読み返せるようにしています。

瞑想の時には呼吸だけ意識ですか、
心臓の鼓動とか太陽神経叢の温感とか、
自書にはいろいろと書かれてるのですが。。。

>うえだいちこさん

いまは取り敢えず続けることだけを念頭に置いているんですが、果たしていつまで。。。
いやいや頑張って生活の一部にしなきゃね!

>まぁさん

僕もまだ座り始めた素人なので、深いところにはまだまだ到達できずにいるんです。でも、座禅を毎日することであきらかに体調が以前にも増して優れてきているのが感じられます。
瞑想を始めて30~40分過ぎてからが、だんだん恍惚としてきて、不思議なことにまだまだ座っていたいと思えるんですよ。
シリーズはとりあえず今学んできたことだけを書いてるんで、また経験を積むと変わっていくんだと思います。
まー自分自身の覚えみたいなものですね。

この記事へのコメントは終了しました。

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: マインドフルネス 3:

« マインドフルネス 2 | トップページ | ◆お知らせ (7/29追記) »