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2013年9月

2013.09.25

認知症とリフレクソロジー 4

REFLE認知症セミナー
第二部では東京のMチーフインストラクターによる実際に認知症患者に対してリフレクソロジーをおこなった研究結果やリフレクソロジー施術をおこなううえでの注意点などの講義。

Mチーフは脳神経外科のK医師の協力のもと、リフレクソロジーが認知症患者に与える効能などの施術結果の研究をされています。

K医師が研究協力されるに至った経緯は、これまで様々な療法や足裏関連の施術を受けてこられたようですが、REFLEのリフレクソロジーには何か特別なものを直感で感じられたらしく、もしかすると何か効果があるのではないかと今回の認知症患者に対する施術の研究が開始されたようです。

脳活動トポグラフィ(NAT)により、神経細胞の活動状況を「施術前・施術後」に測定しその前後差分を記録しておられます。

130925_004a

その結果を見てK医師の見解として、「一次運動野や体性感覚野など側頭部の感覚野を中心に変化の傾向がある」という。
またK医師は右脳と左脳との違いについても話しておられ、認知症だけでなくうつ病などの脳が関係する疾患にも有効ではないかと考えておられるよう。

これは僕自身の施術経験ですが、脳の反射区で特に左右差について以前から気になっていました。
計算や判断などが得意な真面目な左脳と、柔軟で芸術性など自由な感覚をもつ右脳。このバランスが崩れることが脳に関わらず様々な病の要因の一つであるのではと考えているからです。

認知症やうつなど脳神経に関わる病気以外に、循環器系だと脳卒中や、糖尿病など内分泌に関わる疾患、膠原病などの自己免疫疾患などでもストレスから自律神経のバランスが崩れるなど脳の活動状況に関わる疾患の影響が多岐にわたって関連性を持っています。

リフレクソロジーは抗進しているものを抑制し、減退しているものを活性化させて全体のバランスを整える効果が知られています。

NAT画像でわかるように活動の大きい赤色部分が抑えられて逆に活動の少ない黄色や緑色の部分が赤色に変化して活性化しているように見られます。

今はまだ開始されたばかりですが、この研究がさらに進むことにより施術による効果が科学的に確認されれば、リフレクソロジーが様々な疾患に対して有効に作用し、予防や症状の進行を遅らせるツールの一つとなるのでは。 という新たな希望が持てると感じられました。

認知症とリフレクソロジー 1

認知症とリフレクソロジー 2

認知症とリフレクソロジー 3

奇跡の脳 1

奇跡の脳 2

奇跡の脳 3

認知症とリフレクソロジー 3

先日9/23にREFLE学院へ『認知症とリフレクソロジー』というテーマのセミナーに行って来ました。
2011年にもこのテーマで講義がおこなわれ今回は2回目です。

自らの身内や施設や在宅のクライアントさんにも認知症患者さんは複数おいでになるので、自分にとって関係の深いことから参加しました。

第一部では若年性認知症患者さんへの支援をされているW先生のお話で、様々な視点からの現状を聞かせていただきました。

まず認知症は回復の望めない症状でありその原因、起因となるものも現在明らかになっていないということ。
これは前回から特に大きな医学的進歩は無いようです。

そして年々その数は増加していますが、それにも関わらず国の介護制度改革により援助を受けることが難しくなる患者が増えることが今後予想されることや、受け入れ可能な事業所が少なく特に若年性認知症患者にとっては厳しい現実があるようです。

そして認知症患者自身の問題としても、経済的、家庭内、社会的、精神面や霊的な苦しみも含めて解決の難しい問題が多くあります。
先の見えない暗い未来に思えてきますが、これは自分自身の将来も含め誰にとっても身近な問題であり社会全体で考え担っていかなければならない大きな問題です。

そんな現状のなか、講師のW先生は地域や企業に積極的にはたらきかけ、様々な企画やアイデアを出して支援活動をされています。仕事の一環としてだけでなく、全身全霊をもって活動をされていることでまわりの協力者の方々も突き動かされていると感じられました。
強い信念をもって取り組むことで周囲の協力を得られ、困難な状況をも乗り越えていく先生の熱い信念に感嘆しました。

しかしこの認知症問題は高齢化社会問題とともに世界規模で考えてゆかねばならない大きな難問であり、リフレクソロジストとして以外に一社会人として今後どうこの問題に取り組んでいくか真剣に考えさせる内容でした。

認知症とリフレクソロジー 1

認知症とリフレクソロジー 2

2013.09.19

わたしのなかのすてきなわたし

9/14~16 後半は台風で大荒れの三連休で各地で大変な被害がありましたが、そんななかマインドフルネスの講座として禅寺の専門僧堂に坐禅合宿で籠っていました。

3時半起床、21時消灯というスケジュールで、朝課、作務、座禅、仏教理論座学、そして「粥座、薬石」など肉食を断つ完全ベジタリアンな食事…というなんとも健康的な三日間を過ごしていました。

朝昼晩と座禅三昧で、洋式便器に座る以外は椅子に座ることがなく、安楽座か正座での生活を三日も続けると、体のあちこちが痛くなりあらためて自分の足腰の弱さを実感いたししました。

しかし質素ながらも規律正しく清々しい所作など、禅寺での永きにわたって研きぬかれた素晴らしい日本文化を実際に体験することで、あらためてその美と理を再認識しました。

欧米人のなかでも最近、「禅」や「侘・寂」が生きていく上での有用なアイテムとして重宝されているのは、余計なものを究極に削り簡素な状態にすることで生み出される美意識や精神性、その利点などが物に溢れた現代において自然と必要されてきているということなのでしょう。

そしてなにより僧堂での座禅。

嵐のなか、蚊にくわれながら、爽やかな風を感じながら、
心休まる安楽のときを過ごせました。

坐禅は何かの目的を持っておこなうのではなく、ただただ姿勢を正して坐ることが肝要です。
頭のなかにおこる思い(雑念)が出てきたら、また呼吸に意識を戻し坐り続けることでやがてはいろんな気づきがあります。

これは実践してみないと理解できませんが、5月から座りだしたばかりの自分でさえ、いかに無駄な「思い」に翻弄されながら生きていたのかが解りはじめ、ただ座るという単純な行為のなかにあるその絶大な効果に驚いています。

人の「思い」というものは心や体を支配し、多くはよからぬ方向へ引っ張っていってしまうものです。
リフレクソロジーをおこなうとき、そして受けるときにもこのような心の状態が望ましいと考えています。
マインドフルネスがもたらす恩恵をリフレクソロジー施術と合わせていければ素晴らしい癒し効果を得られることでしょう。

  わたしのなかにもうひとり
  すてきなわたしがおるね

Photo

お寺の門に素敵な禅語が書かれていました。

いつか素敵な自分に出会いたいものです。

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