京都坐禅会
9月15日に京都でおこなわれた坐禅会に参加してきました。
鎌倉からおいでの山下良道師の指導による瞑想会です。
山下良道師は元々は曹洞宗の禅僧でしたが、「葬式仏教」と言われている現在の日本仏教に疑問を感じ、単身ビルマ(ミャンマー)に渡りテーラワーダ仏教(上座部仏教)の比丘(僧侶)として修行をし、現在は鎌倉で「一法庵」という瞑想の会を主催しておられます。
いまやマインドフルネスはGoogleやApple、facebook、Amazonなどの世界を動かすIT関連企業で取り入れられるほどの大きな流れとなっています。
医療関係でもマインドフルネスが国立大学で統合医療としての研究が進められたりと、老若男女を問わず現代をよりよく生きる為に誰しもが必要としているアイテムです。
現代人にとって欠けている「何か」は、自分自身のなかにあるのですが、私たちが日々を過ごしている日常では、多岐にわたる膨大な情報量とめまぐるしく変化するスピードで「自分に向き合う時間」というものがとれず、常に頭のなかは未来と過去に翻弄され続けています。
すべては「気付く」ことから始まります。
今、自分たちが見ていることは空に雲がかかった状態なのですが、雲の上には青空が広がっていると気づくこと。
そして自分自身の存在が青空だと気付くことでたとえ雲があっても気にならなくなり、自らを苦しめている多くの悩み、困難から解放されます。
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