マインドフルネス フォローアップ合宿
5月23日、24日と、神戸市須磨海岸でおこなわれたNPO法人人間性探求研究所のマインドフルネスフォローアップ合宿に参加してきました。
テーマは「唯識」です。
「孫悟空」の三蔵法師が天竺まで命懸けで行き、持ち帰ったというあの貴重な仏典の一つです。
※参照:「薬師寺HP」
人の心のはたらきがどのようになっているかを理解し、マインドフルネスな状態でいることがいかに大切であるかを学んできました。
「唯識」は、人がどのように物事を観ているか、どのように感じ、考え、行動しているかなどを、多くのヨガ行者たちが何千年にもわたって修行して得た「人の心の構造」のデータを西暦5世紀頃のインドの学僧「世親」によってまとめられたものです。
いやいや、実に素晴らしい哲学です。
大昔に作られたものですが、人の本質というものは全く変化していません、昔も今も同じようなことで迷い苦しみ生きているということです。
唯識の全てを理解するなどとてもとても並大抵にはいきませんが、大まかな心のはたらきを理解しているだけでも、ずいぶん楽に生きれるようになると思います。
また、なぜ今のこの瞬間が大切で常に意識しておかなければならないかが理解でき、マインドフルネスをおこなう上での大きな柱のような存在となるものです。
日本に伝わっている唯識の原文は漢文であり、二日間ずーっと漢字漬けでしたが、朝晩におこなう砂浜での坐禅や歩く瞑想、ヨーガなどそれぞれの瞑想をおこない、また息抜きに皆でダンスをしたりと楽しく学ぶことができました。
参加されていたのは医師、看護師、臨床心理士など医療関係者のほか、教育者や企業カウンセラーなど様々な方たちで、それぞれの立場でいろいろな意見をシェアすることも大きな成果となりました。
リフレクソロジーを長年おこなっていくうちに、心身の不調がいかに「自分自身の心」が大きく関わっているかがわかってきました。
リフレクソロジーによる癒しにプラスして、少しでもアドバイスして気づきを得ていただければ、さらに皆様の健康に寄与できるのではないかと考えています。
帰りには共に学んだ仲間たちと明石まで本場の明石焼き(本場では玉子焼といいます)を食べに行ったりと、本当に充実し楽しく過ごせたフォローアップ合宿でした。
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