「縁」について
今回で3回目となるマインドフルネス研修で坐禅合宿に参加してきました。
この臨済宗のお寺も三度目ともなるとなんだか「戻ってきたよ」というような気持ちになります。
坐禅に作務、そして禅寺の食事「粥坐」など、どれも混沌とした自分の心を〈いま・ここ〉へと鎮めてくれます。
そして今回は「唯識」の第一人者でおられる横山紘一先生をお招きして講義をしていただきました。
特に「縁」について
普段から我々は「ご縁がある」または「縁がなかった」などと使っている言葉ですが、唯識での縁とは自分に関わる一切のことを指していいます。
眼識・耳識・鼻識・舌識・触識の五感覚による前五識からの情報を得て、それが縁となり、我々人間は様々な思考や行動に及んでいます。
ところが人間は縁に出会うとその人が今までの人生経験などを蓄えた阿頼耶識の種子からの対応を選び出し、さらに自分に都合のよいよう解釈を付け加える未那識のフィルターを通し第六意識へ伝えられて、物事を目で見た耳で聞いた実際とは歪めて判断してしまいます。
そこから貪瞋癡などの煩悩が起こり、自分自身だけでなく周りをも不幸になるよう自らが導いてしまいます。
まずは「縁」を大事にして、ありのままを受け入れること。
要は気づきを深めることが大切であると学びました。
頭での理解ではなく実践!
これに尽きるのですが、なかなかこの継続が難しい。
まだまだ修行が足りません。。。
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