もう12月も後半!、、、
なんだか年をおうごとに
月日が早く流れる気がします。
先月のことですが、正倉院展に行ってきました。
ここのところ三年連続で拝観できています。
素晴らしい宝物がたくさんありましたが、
その中でも目を引いたのが「竹帙(じす)」

経典の包みとして使用されていたもの。
これが展示物のなかで一番心に響きました!
この細い竹ヒゴとそれを編んだ細い糸
竹ヒゴの断面までもがきっちりと残り、
しっかり編まれた色糸の鮮やかなこと!
1000年以上も前のものがよくぞ!!

普通ならばわずか20年も経たずして、
ボロボロに朽ち果てていることでしょう。
いかに材料を厳密に吟味して選び、
そして精緻を極めた加工と製作をし、
最高の状態で保存をおこなった。
ゆえに、
現代でもこうして拝見することができる。
素晴らしいことです。
「丁寧」とは、
こういう仕事のことを指すのだろう。
伝統工芸品に限らず、
日常生活で使用する様々な道具や、
車や電化製品など器具・機械に至るまで、
細部まで丁寧に創られたものは長持ちするし、
使い勝手がよく使い手によく馴染みます。
僕の前職は建築関係でしたが、
やはり建物を造るのでも同じです。
大工や左官など主な業種だけでなく、
設備配管の接ぎ手であったり、
塗装の下地処理であったりと、
丁寧におこなわれた仕事は破損や劣化が少なく、
水漏れが起こりにくい、塗装が剥離しない。
など当たり前のことが当たり前にできています。
これは建物全体の寿命にも影響することで、
仕上がったら隠れて見えなくなるところなど
目立たないところに手間をかけてこそ、
全体の品質が向上して建物の保護につながります。
人の体でも同じ。
きちんとした食事
しっかり運動をする
晩にちゃんと眠る
ストレスを溜めない
日々の生活習慣を正すことで、
心身への負担が少なくなり、
病気のリスクが減って
健康維持につながります。
丁寧に創ることと、
丁寧に生きることは、
共通しています。
目に見えなくとも、
形で残らないけれど、
リフレクソロジー施術に関しても、
1000年残るモノを創るくらいの
気持ちをこめておこなうこと。
丁寧な施術、これに尽きます!
そしてリフレクソロジー施術は、
一度や二度では実感がわかなくとも、
何年か先には驚くべき効果があらわれます。
10年以上継続してきた自らの経験として、
リフレクソロジーは続けるべきだと
声を大にして断言できます!!
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